macOS Catalyst Deep Dive
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WWDC 2018でUIKitをベースとしたmacOS向けアプリケーションがmacOS Mojaveに搭載されることが発表されました。 その翌年の2019年にはmacOS Catalinaと同時にUIKitベースで作られたiPad OS向けのアプリケーションをmacOS向けにビルドすることが可能なmacOS Catalystという技術が発表されました。 発表にあったとおり簡単にビルドをすることはできましたが、それ以上に新たに考慮することが出てきました。 本書ではiPad OS向けのアプリケーションをmacOS Catalyst化するための方法と、macOS 向けアプリケーションを作る上での注意点をご紹介します。
目次
はじめに 本書の目的 本書の構成 前提条件 免責事項 第1章 macOS Catalyst とは 1.1 歴史 1.2 アーキテクチャ 1.3 iOS と macOS の違い macOSらしさ 第2章 Catalyst ことはじめ 2.1 まずはiPadOS向けアプリケーションを作る 2.2 マルチウィンドウ対応 2.2.1 ウィンドウの管理 2.3 コンテキストメニュー 2.3.1 コンテキストメニューとは 2.3.2 コンテキストメニューの表示方法 2.3.3 UIContextMenuConfiguration 2.3.4 UITableView にコンテキストメニューを表示する 2.3.5 UICollectionView にコンテキストメニューを表示する 2.3.6 UIMenuElement 2.3.7 UIAction 2.3.8 UICommand 2.3.9 UIMenu 2.4 Catalyst化 2.4.1 macOS向け設定 2.4.2 ハンドリング対応 Catalystの注意点 2.5 終わりに 第 3 章 macOS 独自の UI に対応する 3.1 メニュー 3.1.1 実装方法 3.1.2 メニュー構成を決めるタイミング 3.1.3 UIMenuBuilder 3.1.4 メニューの活性・非活性 3.1.5 UIKeyCommand 3.1.6 サンプルコード 3.2 タイトルバー・ツールバー 3.2.1 タイトルバー 3.2.2 NSToolbar 3.2.3 NSToolbar.Identifier 3.2.4 NSToolbarの初期化 3.2.5 NSToolbarItem.Identifier 3.2.6 itemの追加 3.2.7 NSToolbarDelegate 3.2.8 ツールバーのボタンの表示方法 3.2.9 ユーザーのカスタマイズ機能 3.3 TouchBar 3.3.1 TouchBarの実装方法 3.3.2 NSTouchBarの初期設定 3.3.3 TouchBarの項目のクラス 3.3.4 カスタマイズ 3.3.5 TouchBarが表示される優先度 3.3.6 サンプルコード 3.4 終わりに 付録 A 参考文献 あとがき よりmacOSらしいアプリケーションを目指して サンプルコード 著者紹介